いくつになっても世界は広がる

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 「午前中、ジャガイモおこしたのよ。おかげでいい汗かいたわ そうでなきゃ、クーラーのきいた部屋でじっとしているだけだもの 」
 Sさんが言いました。
(この方、畑されてたかな?)と考えていると…。


「春先にね、もらったジャガイモの芽がのびてきて、もうすてるしかないかな、とおもっていたの。そうしたらIさんがそのまま植えとけばイモがなるよっておしえてくれたの だから、試しに植えてみたのよ。それでも、植えたイモの何倍かにはなったわ 」と教えてくれました。

 土にさわることなんかほとんどなかったというSさん。
 利用者様同士の交流によってが生きる世界が少しだけひろがったのですね

 人はいくつになってのも新しいことに挑戦できる、そして成長していける、そんな明るい気持ちになれるできごとでした